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ダブルアルバム

2003年11月公演 ダブルアルバム

ダブルアルバム

公演日程・劇場

東京公演

2003年11月19日[水]~24日[月・祝] 全8公演 全労済ホール/スペース・ゼロ

大阪公演

2003年11月28日[金]~30日[日] 全4公演 MIDシアター

あらすじ

つつましいハイミスの姉・秋子は慢性の出社拒否症。
妹・夏子は奔放で気ままな出戻り。
二人は異母姉妹。
姉は妾の子である。
その秋子が妹の夏子に突然
「私、死ぬの」
と自殺を宣告する、ある夏の暑い朝からドラマは始まる。

姉は妹の最初の結婚の時の息子を育て上げた今、
自らの人生を振り返り、揺るぎない決心を抱いていた。
本気にしない妹、
そこへ訪ねてくる昔使用人だった男。
この男は二世代の女たちに深く関わってきたのである。

姉妹の確執、対立が浮き彫りになる中、
物語は現在と、40年前の夏「母達の特別な一日」とを交互に行き来する。
ふとしたきっかけで、彼女たちの運命の歯車が、少しずつ狂いはじめていく・・・

キャスト

高田聖子  たかだしょうこ
今井あずさ  うちだしゅんぎく
大森博  おおもりひろし

作家・演出家プロフィール

木野花  きのはな:演出

1974年、東京演劇アンサンブル養成所時代の仲間5人と、女性だけの劇団「青い鳥」を結成、80年代の小劇場ブームの旗手的な存在となる。
86年退団後、現在は演出家、女優として活躍。
主な出演作品に舞台「花の紅天狗」「新・明暗」「ガリレオの生涯」映画「ばかのハコ船」「Laundry」、ドラマ「蕎麦屋の噺」、演出作品では「祈る女」「水物語」「サイレントヒート」など多数。今秋9月には舞台「りぼん」(宇宙堂)出演が決定している。

出演者プロフィール

高田聖子  たかだしょうこ

劇団☆新感線の看板女優。
劇団公演の他、舞台、テレビ、映画など幅広く活躍。NHK朝の連続テレビ小説「やんちゃくれ」にヒロインの姉役で出演し、国民的な人気を博す。
劇団公演以外の主な出演作品は、映画「燃えよピンポン ~OLドラゴン危機一髪」「十五才-学校4」、テレビ「OUT」「オヤジ探偵」「ナースマン」「OL銭道」「忍風戦隊ハリケンジャー」など。

内田春菊  うちだしゅんぎく

漫画家、女優、脚本家、小説家。
84年、4コママンガで漫画家デビュー、86年、映画「宇宙の法則」で女優デビュー。
93年「僕にやさしい四人の女」で脚本家デビュー、同年「ファザーファッカー」で小説家デビュー。
以来、どれもやめない強欲の人。
舞台出演はオリガト・プラスコ「カフカズ・ディック」以来2年半ぶり。
最近作は、漫画「私たちは繁殖している・」小説「いつの日か旅に出よう」映画「昭和歌謡大全集」など。

大森博  おおもりひろし

オンシアター・自由劇場出身。
解散後は、舞台を中心に活動。
オペラから商業演劇まで様々なジャンルで幅広く活躍。
最近の主な舞台出演作品に「ハムレット」「エレファント・マン」「ピルグリム」「今宵限りは」「カノン」など。
映画では「真夜中まで」「突入せよ! あさま山荘事件」など。
今秋には映画「アンテナ」の公開をひかえている。

月影十番勝負  これまでの軌跡

1995年7月第壱番「ねぇ!キスしてよ」
作:中島かずき  演出:堤 泰之
於:新宿シアタートップス、扇町ミュージアムスクエア
出演:高田聖子、広岡由里子、犬山犬子 他
1996年6月第弐番「月の輝く夜に」
作:中島かずき   演出・出演:入江雅人
於:新宿シアタートップス、扇町ミュージアムスクエア
出演:高田聖子、長野里美 他
1997年5月第参番「河童」
作:中島かずき  演出:ラサール石井
於:新宿シアタートップス、扇町ミュージアムスクエア
出演:高田聖子、三宅弘城、川原和久 他
1998年7月第四番「唇からナイフ」
作:中島かずき  演出:鈴木裕美
於:紀伊国屋ホール、近鉄小劇場
出演:高田聖子、大倉孝二、加納幸和 他
1999年5月第五番「僕の美しい人だから」
作:中島かずき  演出:木野 花
於:青山円形劇場、近鉄アート館
出演:高田聖子、池田成志、田中哲司
2001年9月第六番「世にも素敵なネバーエンディングストーリー」
作:演出・出演:河原雅彦
於:青山円形劇場、近鉄小劇場
出演:高田聖子、木野 花、竹田団吾、岸潤一郎
2002年9月第七番「愛の嵐」
作:河原雅彦  演出・出演:池田成志
於:青山円形劇場、MIDシアター
出演:高田聖子、佐藤アツヒロ、前田昌代
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