2006年12月公演 テンセイクンプー 転世薫風
主演 大野 智(嵐)
公演日程・劇場
東京公演
2006年12月2日~12月20日 青山劇場
大阪公演
2006年12月24日~12月28日 大阪厚生年金会館芸術ホール
はじめに
2006年冬、伝説をぬりかえ続ける「風(プー)」シリーズ第三弾が、新作「テンセイクンプー~転世薫風~」として、青山劇場へと攻めのぼる!
2003年「センゴクプー~戦国風~」2005年「バクマツバンプー~幕末蛮風~」で記録的大ヒットをなしとげた大野智(嵐)が謎のタイムスリッパー薫(かおる)として青山劇場に姿を現す。
謎のタイムスリップマシーン「転世機」に乗って21世紀の現代から江戸時代初期にたどりついた大野智が、サスケと間違われて大騒動。
彼の目的は「歴史を正しく取り戻すこと…」
奇想天外な設定で過去2作の大成功を生み出したきだつよしの渾身の新作書き下ろしだ!
嵐での活躍はもちろん、今年はソロライブも大成功!大野智の力強い勇姿は観るものの心をわしづかみにして離すことはない。
薫といつしか恋に落ち歴史をこえたラブロマンスを繰り広げるヒロインのおときには野田秀樹作、演出「贋作・罪と罰」で話題を呼んだ若手演技派女優の美波
また、薫を落とし入れ、追いつめる仇役、科学者の氷室には小劇場から大劇場、まで多彩なキャリアを積んだ実力派として評価の高い羽場裕一
現代では、氷室の秘書、江戸時代では服部半蔵の片腕となるくの一のみゆきにTV、映画、舞台と幅広いフィールドで活躍中の秋本奈緒美。
その他、プーシリーズを支えてきた“TEAM発砲・B・ZIN”の主要メンバー平野勲人、工藤潤矢、そして武田義晴など、おなじみの面々が顔をそろえる。
きだつよしが挑む、壮大な歴史ロマン
タイムスリップアクションコメディー
「テンセイクンプー~転世薫風~」にご期待下さい!!
【テンセイクンプー発想の源】
「転世」とは“人の世(時代)をめぐる”というイメージの造語である。
きだつよしは、第1弾「センゴクプー~戦国風~」では
殺伐とした戦国の世を吹き抜けた優しき心を説く風、
第2弾「バクマツバンプー~幕末蛮風~」では
風雲急を告げる幕末の世を吹き抜けた熱き友情の風、
…を描いていた。
そして、第3弾「テンセイクンプー~転世薫風~」では
時代をこえて吹き抜ける大きな愛をつなぐ風を描きます。
心の奥に信念を隠し自分の信じる道を突き進む孤高の男…
それがプーシリーズが共通に持つ「風」のイメージです。
<主人公薫の背景>
薫(かおる)は、現代に生きる平凡な青年。
「歴史に名を刻む男になりたい」というのが薫の夢。
が、ある事件に巻き込まれて無実の罪に問われ投獄されてしまう。
そこは政府の特別機関直属の監獄。
入獄者は皆極秘実験の被験者にされ、ここを生きて出た者はいない。
薫は、政府が極秘に進める時空間移動実験の被験者に抜擢される。
が、自分の無実を叫ぶ薫は時空間実験機「転世機」を奪い逃亡。
自分の無実の証明と真実を調べるために過去の時代へ飛ぶ。
だが薫の体は転世時のトラブルで過去といっても何百年もの昔…
江戸時代へと飛ばされてしまう。
果たして薫は自分の時代にもどり、
自分の潔白を証明することができるのか…?
そして「歴史に名を刻む男になりたい」という夢を
かなえることができるのか…?
薫が使う転世機は特殊な“ロングコート”。
時空間移動に必要なメカニズムが特殊繊維と共に織り込まれており、
ロングコートをマントのようにひらりと翻した瞬間、
それをまとう者を時間の彼方へと運び去ってしまうのだ。
動力源は太陽エネルギー。
一度の転世でエネルギーを使い果たすので天日に晒し充電が必要。
そのコートのデザインは現代においても少々奇抜で、
過去の時代の住民が見たらそれは異国の兵士か
もしくは空の彼方からやってきた神や悪魔に見えるのかも知れない。
キャスト
大野 智
美波
平野勲人
西ノ園達大
武田義晴
工藤潤矢
森貞文則
伊波銀治
秋本奈緒美
羽場裕一
スタッフ
- 作/演出
- きだつよし(TEAM 発砲・B・ZIN)
- 舞台美術
- 加藤ちか
- 照明
- 松林克明
- 音響
- 山本能久
- 衣裳
- 宮本宣子
- ヘアメイク
- 宮内宏明
- 舞台監督
- 富田聡
- 制作
- 島袋 潤
- 制作協力
- アール・ユー・ピー
- 運営協力
- キョードー大阪(大阪公演)
- 主催
- フジテレビジョン(東京)
- 関西テレビ放送(大阪)
- 企画・製作
- フジテレビジョン