2008年11月公演 SAMURAI 7
SAMURAI 7 とは?
黒澤明監督作品『七人の侍』(1954 年公開)から50 周年を記念して2004 年にリメイクされたGONZO によるフルデジタル・アニメーション。
時代を未来に設定し、巨大な機械のサムライ同士が戦う戦場に、剣を頼りに闘う長髪にピアス、コートを着けたサムライと、そこに中国南部の少数民族のような装束の農民と平安時代の貴族の様な商人を配している。
アニメーションならではの世界観で、“もう1 つの「七人の侍」の世界”を創造した作品となっている。
あらすじ
はるか未来、地球と呼ばれていたかもしれないある惑星。全身を機械化したサムライ達の大戦は終り、人々は再び生きていくには困らない程度の米を生産できるようになった、そんな時代。
カンナ村は大戦時の痛手から立ち直り米の収穫に恵まれていたが、村人たちは毎年やってくる黒い脅威、「野伏(のぶ)せり」(かつて戦場を彩っていた、機械化されたサムライ達のなれの果て)の襲撃と蹂躙をしかたなく受け入れる以外、生きるすべをもたなかった。そこで、カンナ村の長は野伏せりに対抗できる唯一の存在・サムライを雇い入れることを決断する。報酬は腹一杯の米。
かくして血気盛んな若者リキチと、水分(みくまり)の巫女のキララとコマチ姉妹が村の代表として、砂漠の向こうにある街・虹雅渓(こうがきょう)に向かう事となる。紆余曲折を経て集まった個性豊かな七人のサムライ-カンベエ、カツシロウ、キクチヨ、ゴロベエ、ヘイハチ、キュウゾウ、シチロージ。
知行や恩賞には全く縁のない戦いを、農民達のため命を懸けて剣を振るう!
壮大な世界観を持つこの作品が
スクリーンの世界から飛び出し
新宿コマ劇場にて舞台化決定!!!
新たな「7人の侍」の世界へ!
スタッフプロフィール
演出:岡村俊一(おかむらしゅんいち)
演出家、プロデューサー。
『飛龍伝90』 『広島に原爆を落とす日』 『蒲田行進曲』『つかこうへいダブルス』等話題作をプロデュース。
演出家としても活躍し『新・幕末純情伝』 『二万七千光年の旅』日韓合作舞台劇『東亜悲恋』 『透明人間の蒸気』 『あずみ』『エビ大王』 『何日君再来』、劇団EXILE『太陽に灼かれて』『CROWN』等多彩な作品を発表。
キャスト
加藤雅也
載寧龍二
中河内雅貴
きだつよし
高橋広樹
篠谷 聖
住谷正樹(レイザーラモン)
水野絵梨奈
宮武美桜(ダブルキャスト)
宮武 祭(ダブルキャスト)
森山栄治
中本奈奈
黒川恭佑
松本有樹純
月ゴロー
久保田創
藤榮史哉
塚田知紀
中川浩行
市川裕介
大石敦士
倉本 光
尾崎雅幸
別紙慶一
山崎圭太
内藤俊一
菊地 創
武下公美
萩原紀子
丸山 葵
今泉祥子
山岸弘一
宇野 剛
・
山崎銀之丞
キャラクター
カンベエ・・・加藤雅也
いつも負け戦ばかりだったという軍師。
戦場で生と死の体感を全て超越してしまったかのような達観ぶり。常に冷静な頼れるリーダー。村人たちも全幅の信頼をよせていく。
シチロージ・・・載寧龍二
戦場ではいつもカンベエと共に前線にいた、古女房的な存在。あらゆる武器に精通している。甘いマスクの持ち主であり色男。大戦後、長い間くすぶった生活をしていたが、カンベエと再会後は遊撃役として活躍する。
キュウゾウ・・・中河内雅貴
ストイックな剣士。
極限まで自分を高め、剣を振るう一瞬に全てをかける男。厳しさを全身ににじませており、無口で冷静。
ヘイハチ・・・きだつよし
のんびりした性格で、パーティーのムードメーカー。
ごはんが大好きで、腹一杯のめしがギャラと聞いて二つ返事でOKしたのはこの男のみである。工兵という過去の経歴を生かし、村の要塞化に力を発揮する。
ゴロベエ・・・高橋広樹
カンベエの参謀役。二人が剣をかわしたことはないが、かつてはカンベエとは敵にあたる側に雇われていた。「戦場が大好きで戦場で死ぬことこそ、本望と言ってはばからない。
カツシロウ・・・篠谷聖
高名な武家の家を抜け出し、武者修行の行脚の途中、カンベエと出会って「サムライ」として成長していく。
戦争は未経験だが、潜在的には高い戦闘能力を誇る。
キクチヨ・・・住谷正樹(レイザーラモン)
厳格な身分制度から抜け出して"サムライ"になるため、改造手術を受け、戸籍から自己を抹消した。
前線で超大刀をふるい、敵を倒す豪快な男。
キララ・・・水野絵梨奈
村の水神に仕える「水分り(みくまり)の巫女」。
丁寧な物腰で話す、ちょっと浮世離れしたところがある少女。サムライのスカウト役。あまり感情を出さず、「巫女」という肩書もあって神秘的な雰囲気すら漂う。
よく言えばお嬢様、悪く言えば世間知らず。
コマチ(ダブルキャスト)・・・宮武美桜/宮武祭
キララの妹。「水分りの巫女」。
姉に比べて現代っ子で、サムライたちの間でもマスコット的存在。ハラがへったと言っては泣き、満腹で嬉しいと言っては泣く。
メカ侍・キクチヨを子分にする。
天主ウキョウ・・・山崎銀之丞
商人アヤマロの道楽息子。
町で見かけたキララにご執心。
機械のサムライに異常なまでの嫌悪感と恐怖心がある。
天主(都の主)の側に仕えその何たるかを学ぶ筈であったが、自ら天主を手に掛け、謀略により強引に新天主に収まる。
独特な話し方と物の考え方で異様な雰囲気を醸しだしている。
スタッフ
- 原作
- 黒澤 明 監督作品「七人の侍」より
- 演出
- 岡村俊一
- 脚本制作
- 渡辺和徳
- 舞台美術
- 川口夏江
- 照明
- 松林克明
- 音響
- 山本能久
- 音楽
- からさきしょういち
- 衣裳
- 山下和美
- 殺陣
- 藤榮史哉
- 特殊効果
- 南 義明
- 映像
- ムーチョ村松
- ヘアメイク
- 川端富生
- 舞台監督
- 大山慎一
- 宣伝美術
- 東 學
- 宣伝写真
- 谷 敦志
- 宣伝スタイリスト
- 矢野恵美子
- 広報
- 岩間多佳子
- 制作
- 島袋 潤
- 制作
- アール・ユー・ピー
- 監修
- GONZO
- 企画協力
- ゴマブックス
- 特別協賛
- FIELDS
- 企画・製作
- ネルケプランニング
公演概要
SAMURAI 7
会場:新宿コマ劇場
日程:2008年11月14日(金)~11月24日(月・祝)全13公演
2008年 11月 |
14 金 |
15 土 |
16 日 |
17 月 |
18 火 |
19 水 |
20 木 |
21 金 |
22 土 |
23 日 |
24 月・祝 |
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13:00 | ● | ● | 休 演 日 |
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15:00 | ● | ||||||||||
18:00 | ● | ● | ● | ||||||||
19:00 | ● | ● | ● | ● | ● |
※受付は開演の1時間前/開場は開演の30分前 ※年齢制限:3歳以上有料